humangas's blog

自分の振り返りを適当に書いてます。書きっぷりはそん時の気分によって変わります。

2014-01-22_RedHatセミナー:オープンなSoftware Defined Storage を実現する Red Hat Storage セミナー に行って来た。

広く情報収集のために行ってみたセミナー受講ログです。
RedHat Forumで発表されたストレージ情報を凝縮した内容らしいです。 RedHatは、昨年の今頃ぐらいからストレージ事業を始めたが、需要は増えていっているらしい。


三行まとめ

  • RedHat Storageは、専用ストレージ要らず、IAサーバで拡張容易なソフトウェアストレージ
  • RedHat社は、ストレージ力入れていくよ(特に、OpenStack、CloudForms、RedHat Storage)
  • RedHat社はLinuxカーネルやOpenStackに最もコミット多い。つまりそれだけの技術があるんでエンタープライズに耐えうる製品を自信持ってサポート出来るんです。

基本情報

  • 2014/01/22 15:00-17:30

主要RedHat製品・サービス(アンケートより抽出)

  • Linux: Red Hat Enterprise Linux
  • 仮想化: Red Hat Enterprise Virtualization/ KVM
  • アプリケーションサーバ: JBoss EAP/ EWS, Data Grid, JBoss Portal
  • インテグレーション基盤: SOA Platform, BRMS, Data Services
  • クラウド・管理ソフト: CloudForms, RHN, JON, Directory Server等
  • ストレージ: Red Hat Sotrage(Gluster-FS)
  • サービス: Red Hat Consulting Service
  • 教育・認定資格: Red Hat Global Learning Service

Open Software-defined Storage by RedHat

RedHat社を改めて説明。

  • OSSのベンダだと考えてる。OSSを生業にしている。
  • ストレージも始めたが、その位置づけ。

OSSのグローバルトレンド

  • OSSは今後益々トレンドとなるでしょう(By Gartner)
  • 1社のベンダで全て開発するのは無理=>いろんなベンダでOSSは使われてる

RedHat の事業内容

  • 仮想化
  • MW
  • OS
  • クラウド
  • ストレージ

特に力入れているところ:

  • オープンハイブリッドクラウド
  • クラウドに進出すると考えると、やはり大きな課題になるところがストレージ
  • → なので、ストレージ始めた

OpenStack

  • ひとことで=IaaS構築SW(Cloud Software)
  • コンピュート・ネットワーク・ストレージ→ これらをSWで柔軟に管理していこうという思想
  • モジューラアーキテクチャ・容易にスケールアウト(スケーラブル)
  • 利用:OS、Hypervisor、サービスが別途必要
  • → その基盤の上で安定的に稼働するLinux知見を活かして力を入れている→ 「RED HAT OPENSTACK」

OpenStackとRedHatの関係

OSSを商用に耐えうるようにRedHatが製品化して世に出している。

  • OSSでは→ RedHatでは。。。
  • fedora→ RedHat Enterprise Linux
  • JBoss Community→ RedHat JBoss Middleware
  • oVirt→ RedHat Enterprise Virtualization
  • Gluster→ RedHat Storage(★本日のテーマ)
  • RDO→ RedHat OpenStack
  • origin→ OPEN SHIFT

RedHat Storage特徴

  • メタデータを持たない(管理情報を持たない)→ スケールアウトのボトルネックなし

CIOの関心事

  1. 課題:データの増加
  2. ビジネスプライオリティ:事業の拡大
  3. テクノロジプライオリティ:分析/BI(=ビッグデータ)・モバイル・クラウド

データ量は年々増えている=管理したいデータが増えてる

  • クラウド・ビッグデータ・仮想化→ ストレージ必要

データの増加量が読めなくなってきた→ 柔軟なストレージが必要

  • Volume(量)・多様性(Variety)・スケール・ポータビリティ(可搬性)
  • → これまでの考え方(見積もり方・対応スピード)では、もはや対応できない。
  • →→ 「ベンダーに依存したイノベーションのスピード」→ から→ 「お客様のスピードに合致したイノベーションのスピード」 の時代へ
  • →→→ なので、RedHatは本気でストレージをやり始めた。

改めてRedHat Storageの特徴と利用用途

  • 分散型スケールアウトストレージ
  • データ保護(DR)
  • 仮想インフラ
  • オブジェクトストレージ:エンタープライズでのDropBox
  • クラウドストレージ:パブリッククラウドでの利用
  • 新たな業務:ビッグデータ/Hadoop
  • Any Access=どこでもアクセス(NFS・CIFS・FUSE・AWS・OpenStack・Hadoop・VMWare・RedHat Enterprise Virtualizationなど)
  • コスト削減効果例:RedHat Storage(RHS)を利用することで、100TBから年間20%データが増加するストレージ→ 5年換算で最大78%のコスト削減が可能(By IDCデータ)

これからの時代:新たな流れはもう止められない・・IDC

  • NASは、ソフトウェアによるスケールアウトが主流

パートナーセッション:1 By CTC/Cisco

  • Cisco UCSは、RHSに最適化されている。

Cisco UCSの利点

  • ① H/Wリソースの最適化(UCS Manager):ある時はサーバ、ある時はストレージというように、予備機をプールとして柔軟に扱える。
  • → UCS Manager:めんどくさいH/W特有の操作をこのI/F上で一元操作出来る。
  • → サーバーボリシーベースによるインフラ管理:プロファイル管理でサーバを色んな用途に簡単に変化させることが出来る
  • ② 運用コストの削減(UCS Director)
  • → BIOS、RAID、リモートKVM、IP、ファームウェアなどの設定を自動化出来る
  • → UCS Director:仮想アプライアンスとして提供
  • ③ サーバ&ネットワークの統合管理(UCS Manager)
  • → Fabric Interconnectによる一元管理
  • → RHS入れるx86サーバが増えていくのを一元的に管理するためのスイッチ(制約:10G)

仮想化技術の発展

どんどん各レイヤのHWが仮想化になっている。

  • サイロ(従来のオンプレ)→ サーバ仮想化(サーバ)→ 次世代のITインフラ(サーバ・ストレージ・ネットワーク)

オーケストレータを通じて、利用者がインフラリソースを一元的に利用する

  • 次世代のITインフラ:APIを通じて各リソースを必要に応じてプロビジョニングしていけるようになっている。
  • CTCの方向:SDI=Software Defined Infrastructure として事業推進している

RHSの魅力

  • ① 専用ストレージはいらない: RHEL6と同じOSだから、RHELが管理できればRHSも管理可能
  • → IAサーバ上でSWとして動作させるので、専用ストレージ機器のライフサイクルから解放される
  • ② コスト安: RHSはどんなに容量が増加してもノード追加のみ
  • → RHSは普通のIAサーバを利用したストレージなので、専用ストレージに見られるライセンスとか関係ない・上位モデルへの移行も不要
  • ③ 性能高: ストレージノード台数に比例して性能が向上(ノードを追加するだけそのままスケールされて上がっていく)
  • → RHSはエンタープライズで使えるか? → CTCでも検証済みOK

使いドコロ

  • 大量データ保存
  • データ配信システム
  • HPC
  • → エンタープライズでも十分に使えるが、ちょっとしたストレージが必要になった時なども導入がしやすい(専用ストレージではないため)

最近の流行りの環境の一つ

  • 外部(共有)ストレージを持たない仮想化環境→ RHSを使えば、容量が足りなくなったらノード追加で事足りるのでこういう構成がやりやすくなった。

まとめ

  • RHSは、低コスト、高性能、簡単運用
  • RHS単体で、NASストレージとして十分利用可能
  • Cisco UCSと組み合わせることで、早期導入や運用コストの低減が可能

パートナーセッション:2 By HP

アジェンダはこんな感じ。

  • ストレージ市場動向
  • 求められるストレージ
  • スケーラブルなストレージソリューション
  • なぜHPがオープンソースなのか?

ストレージを取り巻くトレンド

  • 非構造化データ:毎年62%増加
  • → データ全体で見た割合:90%=非構造化データ、10%=構造化データ
  • → 今まであまり扱わなかったログ的なそれだけでは、よく分からんデータを扱う時代になってきた。

2020年には世界のデータ量はブロンドバイトへ

  • とにかく、どんどん扱うデータは増える続ける

では、大容量データはどこに置く?

  • 大容量(ビッグデータ)= ざっくり言うと役に立つかどうか分からんけど、置いとくと役に立つかもしれないというデータ
  • → ストレージに求められること:ファイルサーバには、大容量、拡張性が求められる

従来型のストレージカテゴリ

  • オンラインストレージ:サーバと直接接続している高速かつ頻繁なファイルアクセスを必要とするストレージ:SAS/SATA・SAN接続ストレージ
  • オフラインストレージ:大容量のデータをアーカイブとして長期間保存可能なストレージ:テープ・光学メディア(ちなみに、LTO6は凄いデータ書き込み速いし大量に入るらしい)

クラウドだと。。

  • Online Storage: Amazon EBS
  • Near-Online Storage: Amazon S3
  • Offline Storage: Amazon Glacier(オンプレだとテープに相当)
  • → RHSはAmazon EC2上でも利用可能(=AMIとして提供される)

で、RHSの特徴

  • OSSの分散ファイルシステム・ソフトウェアGlusterFSをRedHatが製品化したもの
  • 最小4ノード、最大64ノードで8PBまでの仮想的な巨大なネットワークストレージを構成
  • → サーバはその辺のIAサーバでよし(専用ストレージでなくてOK)
  • アクセス方法は一杯ある(FUSE(Nativeプロトコル)、NFS、CIFSなど)
  • 分散管理(中央管理サーバ不要)なので、増やしやすい(スケーラブル)
  • RAID6構成・同期レプリケーションにようる二重化

RHSのアーキテクチャ

  • 仮想的な巨大ファイルシステムプール(最大8PB)をみんな(各サーバとか)から使う
  • 増やしたけりゃサーバ増やしゃいい
  • データの増やし方:横(サーバ増やす=RedHatに払うライセンス量増える)、縦に増やす(=ライセンス量増えない)

HPストレージの紹介

玉をとりあえず大量に積める(普通前からだけど、上からガンガン山ほどHDDを積める)ストレージ

  • 1玉=4TBとかもあるんで、それがSL4540だと× 60本いける
  • 製品名:HP ProLiant DL380 Gen8、HP ProLiant SL4540 Gen8
  • 安い:1GBあたり39円(2.5インチでなく、3.5インチなので尚安くなってる)

HPはハードウェアベンダだが、OSSにも積極的に取り組んでいる

  • OSSというのは単にコスト削減だけではなく、どこでも動かせるシステムが求められる=「選択する自由」
  • で、今回はストレージの話なので→ 安くて使いやすいニアラインストレージとしてRHSを利用してもらい、土台としてHP ProLiant SL4500を組合せれば最高ですよ。

RHS 2.1 テクニカルセッション by RedHat

小島克俊氏@ソリューションアーキテクトがスピーカー 非常に分かりやすいプレゼンだった。あと、声が非常に心地良かった。

経営層にストレージ集約課題を説明するためのRedHat Storage入門 RHSを使って何が嬉しいのかを伝えるコツの話や中身の話

資料はコチラ

改めてRedHatのプロダクトライン

  • RHEL: OS
  • Enterprise Virtualization: 仮想化
  • CloudForms: ハイブリッドクラウド運用管理
  • OpenStack: IaaS
  • Storage Server: ストレージ

RedHat Enterprise Linux(RHEL):OS

  • CenteOSとRedHatは手を組むことにした
  • 一応別ラインで流れているが、CentOSを使うユーザが増えているため
  • Linuxカーネル開発: RedHatが最も貢献している(コミット数一番多い)
  • → OSS製品でエンタープライズレベルの長いサポートをコミットしたのがRedHatの特徴(標準10年間)
  • → だから金を払う価値がある

RedHat Enterprise Virtualization

  • 要はRedHatのVMWare版
  • → 今ではVMWareの7割の機能を実装済み
  • → 価格はVMWareの半分ぐらい(安い)
  • → 有効性:最新のハードウェア性能を引き出すにはRedHatのカリカリチューニングが優位(8CPU)

RedHat CloudForms

RedHat OpenStack

  • IaaS。要はAWSのRedHat版:まだこれからの製品
  • 色んなコミュニティの集合体:特に重要な部分をRedHatは製品化している。
  • 弱点:過去バージョンと互換性がないと思ったほうがいい(怪しげ)
  • → 今の使い方:将来に向けての技術検証含む感じで使うか、使うバージョンでOKと判断した場合使えばいい
  • → 色んな会社連合で開発しているが、RedHatが一番コミットしている(ただ、HWベンダのHPもIBMも凄い力入れている)
  • →→ ちなみに、IBMは、RedHatの3倍のコミッタを導入していてすごい金かけている。日本だとNECが頑張っている。

RedHat Storage Server

  • 元々はOSSのGlusterというSWがベース:それをエンタープライズレベルのストレージとして提供

上場企業のストレージ投資傾向

  • BSに載せない(載せたくない→ ストレージは投資効果の説明がしにくいから。投資家に見せづらい)
  • → だからお金的にも導入しやすい使いやすい仮想化・クラウド・SWで行こう(オンプレでもクラウド(AWSとか)でもOK)

RedHat Sorage Server:RHSS

  • ストレージだが、OSはRedHat。RHELが分かるなら使いやすいはず。
  • → RHEL7で対応される新しいファイルシステム:XFSをRHSも対応する
  • → そういう感じでOSとともに、他のRHSなどの製品も進化の親和性が高い状態になる

構築材料

  • 1枚のDVD:インストーラ
  • IAサーバは × 4台(動作検証だけなら2台でも出来る)
  • 10GbEスイッチ × 1台
  • Cat 6ケーブル × 4本(読み:カテゴリーシックス)
  • 端末PC × 1台(→ 将来的にはブラウザから操作出来るようになる予定:今、Tec Review中)

特徴とシステム構成

  • インストールは非常に速い
  • 全体構成:10GbEスイッチの下にサーバ(RHS)がぶら下がってる
  • 単体構成:NIC × 2枚→ PCI→ RAID→ Disk × N
  • 転送速度:2-4 GB/s、IOPS:1-2万 くらいが目安

RHSS用語

  • ボリューム(GlusterFS)
  • ブリック(xfs):使って良しとして切り出した領域
  • サーバ/ノード:サーバ
  • 担当領域:OS(LVM→ xfs)→ RHS(GlusterFS)

一般的なストレージとRHSSとの比較

  • ほとんどのストレージは、メタデータサーバがいる(中央管理サーバみたいな)
  • RHSSは、メタデータサーバがいらない(というかない)
  • → シンプルで素朴な仕組みを採用している
  • → 足りなければ増やせばいい。そこが簡単に出来るほうをとっている。

特徴まとめ

  • 売れ筋IAサーバ(オンプレ)でもAWSでも動作
  • プロトコルが多彩(自由度が高い)

今のHDD利用の主流

  • 利用量: SCSI→ SATA→ SSD
  • → SSDは、IOPSは倍になるが、まだ対応できない部分がある。これからSSDは増えると思うが、以下のことからTapeに再注目!
  • 各HDDの価格と寿命(1TB)
  • Tape: 1,500: 30年
  • HDD:5,000:5年
  • SSD:80,000:5年
  • → Tapeとの併用が鍵となってくると考える